「働き方改革!」と主張するほど、体調が悪くなるワケ

国を挙げて「働き方改革」が進められています。

国際的に見ても、日本人の労働時間は異常に長く、
過労死やパワハラ、ブラック企業など、
課題はあります。

そして、生産性を高める、
意味もなく周りに合わせて残業するのをやめる、
生き方の多様性を認める、など
私も賛成する点が多くあります。

 

一つ氣がかりがあります。
それは、「働き方改革!」と声高に主張している人に、
健康状態の悪い人が多いこと。

もちろん、長時間労働で体調を崩している
ということもあるでしょう。

しかし、原因はもっと奥にあります。
その奥にある原因とは、、、

 

「働くこと=嫌なこと、苦痛なこと、避けたいこと」

になっていることです。

毎日、で、苦痛で、避けたい仕事があり、
仕事が終わると解放され、
休みの日は、苦痛な仕事で傷ついた心身の回復につとめる。

脳の苦痛系が動き続ける毎日で、
交感神経優位で闘争・逃走モードになり、
心も体も緊張状態から抜けられなくなります。

 

「働き方改革」によって
労働時間を減らすことに成功したとしても、
嫌なことと設定している仕事は続き、
心身を消耗していきます。

そして、疲労感や体調不良が抜けず、
健康状態は悪化していきます。

 

「働き方改革!」と主張するよりもまず、
「働く目的」を明確にすることの優先順位が上です。

「何のために働くのか?」
「働くことで、あなたはどんな世の中を創っているのか?」

これらを明確にしていくと、
働きながら健康状態を高めていくことが可能になります。

 

人生100年時代は、
哲学的に健康を創る時代、
人格的に健康を創る時代、
芸術的に健康を創る時代。

心身を消耗する仕事から、
心身を充電する仕事に変更すること

こちらが本当の
「働き方改革」です。

 

《世界の健康常識をアップデートする》
         飯田朋秀

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ABOUTこの記事をかいた人

愛知県安城市「みきとも整体院、VAT整体スクール」代表。 米国パーマーカイロプラクティック大学卒。米国政府公認ドクター・オブ・カイロプラクティック(DC)。名古屋大学教育学部卒。中米エルサルバドルにある、カイロプラクティック・クリニックにて勤務。 世界の一流ドクターから哲学・科学・芸術の真髄を学ぶ。しかし、本質を追求するほどに、既存の手技や既存の概念に限界があることを痛感。これまでのように、人を“肉体”としてではなく、“エネルギー体”として観ることに活路を見出す。そして、日々の探求と実践を重ねることで、既存の概念を打ち破ることに成功。そして今、独自の道を切り開き、新たな境地へと突入している。 『世界の健康常識をアップデートする』 バイタルアングルテクニック開発者。 潜在意識教育アドバイザー。 身体能力探究家。