10年後、世界で活躍するトップアスリートの常識

野球のメジャーリーガーのダルビッシュ投手。肘のケガのため今季絶望となってしまいましたが、そのインタビューで、

「投げたくないから、こうやって痛みを錯覚させてるんじゃないかとか。だから痛くないと言い聞かせて投げてみたり…」

と話していました。記事はコチラ

以前から極めて高い知性を感じるアスリートとしてダルビッシュ投手に注目していましたが、流石さすがとしか言いようがありません。

 

「野球で痛めた“肘”と“脳”がどう関係あるの?」

と疑問に思われることもよく分かります。
なぜなら、私も数年前までは
“脳”“スポーツによるケガ”
を関連づけていなかったからです。

今日お伝えすることは、
今後プロスポーツ界でも
徐々に常識となってくることなので、
今の時点で完全には信じないでくださいね。

むしろ積極的に疑ってください。
人に話しても、
“あっち系”に行っちゃった人と思われかねないので、自己責任でお願いします(笑)

 

私自身、
カイロプラクターとして、施術家として、
国内外で48,000人を超える方の
心と体の健康をサポートしてきました。

現役Jリーガーなど、
プロアスリートのケアをする機会もあり、
多くのアスリートのサポートもしてきました。

多くの経験から学んだ教訓は、
“スポーツによるケガにおいて、体のケアだけでは不十分で、一時しのぎの対処療法になってしまうことが多い。体のケアと同時に心の方向性を整えておく必要がある”
ということです。

心の方向性とは、
例えばこのダルビッシュ投手のように、
本音では「投げたくない」
と思っていた場合、
脳は本音の「投げたくない」を
実現するために、
体のどこかに痛みを創り、
「投げたくない」を実現します。

 

「投げたくない」
なんて思うはずがないと
感じるかもしれません。

しかし、
「勝たなければいけない」など、
過度にプレッシャーがかかっていたりすると、肘を痛めて投げずにすめば、
批判されなくてすむ。

そして、
投げることを避けることができます。

 

もちろん、意識の上では
「投げたい」「痛みを取りたい」
と思っています。

しかし、無意識(潜在意識)では、
自分を守ることを最優先するので、
痛みを創ることで、
自尊心を守るという
目的を達成します。

 

それをダルビッシュ投手は、
「投げたくないから、こうやって痛みを錯覚させてるんじゃないかとか。だから痛くないと言い聞かせて投げてみたり…」
と言っています。

 

私自身、
リトルリーグで野球をやっていた時、
また、高校野球をしていた時、
肘や肩をひどく痛めました。

どちらも心から野球を楽しんでいた時ではありません。
大人の駒になっていると感じていた時、
肩を痛めることで、
言葉に出さずに体を張って大人に反発していました。

 

こういうことは、
スポーツ以外でもあります。
例えば、
入試の前に体調を崩す人がいます。
体調を崩して合格できなかったと言いますが、本当は、不合格になる自分を正当化するために体調を崩した、ということがちょくちょくあります。

 

脳は、願望を実現するために、
極めて合理的に機能します。

 

うちでは、アスリートの体を診るとき、
心の方向性も必ずチェックしています。

チェック項目はいくつかあります

  • 主体的に取り組んでいるか
  • 親やコーチなど、大人の顔色を見ていないか
  • 練習は“義務”か、“望み”か

など、20近くあります。

 

その中でも特に大切なことがあります。
多くの日本のアスリートが忘れていることです。

それは、
心底、「野球が楽しい!」
「サッカーが楽しい!」という感覚。

「自分が楽しいからやっているだけ。以上。」

だって、そもそもスポーツは、
究極の遊びなんですから。

誰に強制されるわけでもなく、
遊びを追求したいのは人間の本能。

 

遊び感覚で、スポーツを深く追求した人が
世界のトップアスリートになります。

 

これまでの時代は、
義務や強制でも、そこそこのレベルまで行けました。

しかし、
年々レベルが上がるスポーツの世界では、
遊び感覚で、想像力を膨らませ、
創造的なパフォーマンスを発揮することが、トップアスリートへの道です。

 

苦しさや努力感よりも、
心地良さや美的感覚を磨くこと。

 

まだまだ知られていない真実ですが、
ダルビッシュ投手をはじめ、
トップアスリートは氣づき始めています。

 

これから脳科学がスポーツ界でも、
どんどん浸透してくることでしょう。

人間は脳の数パーセントしか
使っていないと言われています。

どんな天才と言われる人でも、
90パーセント以上を使わずにいるのです。

使っていない脳を
1パーセントでも多く活用すると、
どんなパフォーマンスが可能になると思いますか?? 想像するだけで、ワクワクしませんか!?

 

ケガを大きな学びに変えて、
ケガをする前よりも
はるかに高いパフォーマンスをすることも
可能になってきます。

むしろ、ケガはベストパフォーマンスを引き出すための大切なメッセージ。

 

ケガというピンチをチャンスに変えて、
潜在能力を引き出すことに成功させるのです。

アスリートのケガは
成長のための天からの贈り物。

 

独自の施術と言葉の技術で、
人の潜在能力350%引き出す

        飯田朋秀

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ABOUTこの記事をかいた人

愛知県安城市「みきとも整体院、VAT整体スクール」代表。 米国パーマーカイロプラクティック大学卒。米国政府公認ドクター・オブ・カイロプラクティック(DC)。名古屋大学教育学部卒。中米エルサルバドルにある、カイロプラクティック・クリニックにて勤務。 世界の一流ドクターから哲学・科学・芸術の真髄を学ぶ。しかし、本質を追求するほどに、既存の手技や既存の概念に限界があることを痛感。これまでのように、人を“肉体”としてではなく、“エネルギー体”として観ることに活路を見出す。そして、日々の探求と実践を重ねることで、既存の概念を打ち破ることに成功。そして今、独自の道を切り開き、新たな境地へと突入している。 『世界の健康常識をアップデートする』 バイタルアングルテクニック開発者。 潜在意識教育アドバイザー。 身体能力探究家。