世間では「食べ過ぎはいけない」と言いますが、
食べ過ぎることで保っているバランスがあります。
- モヤモヤ
- イライラ
- ムカムカ
- ザワザワ
このような感覚は交感神経を優位にして、
心拍数や血圧が上がり、
無意識に緊張モードになります。
野生のシカがライオンに追いかけられている状態を
イメージすると良いかもしれません。
過剰になった緊張状態をユルめるのに
手っ取り早いのが、
「食べること」
「飲むこと」 なんです。
大昔から、「食べること」で命を繋いできました。
仲間と「飲むことで」で愉快な氣分になってきました。
「食べること」「飲むこと」は
人間が緊張モードをユルめ、
リラックスして生きるために、
生存本能に組み込まれた生活様式なのです。
現代社会のような、
過剰な緊張モードになりやすい環境では、
「過剰に食べること」、「過剰に飲むこと」で
偏ったバランスを強制的に保つ人が増えているのも
無理はありません。
私たち世の中をエネルギー的に観る専門家は、
「食べ過ぎる」「飲み過ぎる」という
目に見える行為の裏にある、
つい飲み過ぎたくなってしまう偏ったバランスを観ます。
- モヤモヤ
- イライラ
- ムカムカ
- ザワザワ
というような、心の奥にある偏ったバランスを
そのままにして、「飲み過ぎないようにしよう!」
と意氣込んでも、
お酒を目の前にしたら撃沈してしまうか、
喫煙、夜更かし、不眠、
濃い味付け、過剰な運動など、
何か別のところでバランスを取ろうとします。
どれも健康を害しますね ^^;
私の施術や個人セッションでは、
一見すると症状とは関係のないようなことまで
尋ねることがあります。
それは、心の奥にある偏ったバランスを観るためです。
例えば、
私「お腹が張ってますね」
Aさん「最近食べ過ぎてるからですかねぇ」
私「食べ過ぎることで、どんな感情を隠したいと思っていましたか?」
という具合。
問いかけを重ねていくと、
つい食べ過ぎてしまっていた
何かしらの偏ったバランスが観えてきます。
そして、心の奥にある
偏ったバランスを調整していくと、
つい食べ過ぎてしまうことも
なくなってくるものです。
「食べ過ぎてしまう」「飲み過ぎてしまう」
という現象の奥にある、
目に見えない原因を観ることが大切です。
《世界の健康常識をアップデートする》
みきとも 飯田朋秀
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